相続税対策を始める時、必要なものは?

必ず遺言書を作っておきましょう

相続税対策を始める際に必要となるのが遺言書です。たとえ家族の仲が良く、譲るべき資産があまり多くなくても遺言書作成は必要不可欠と言えます。
遺産相続におけるトラブルは富裕層だけのものだと思われていますが、その8割ほどが5千万円以下の案件となっているのが実状です。特に不動産が絡むとトラブルが発生しやすいため、全資産における不動産の割合が多い人は、遺言書を作っておくことが何よりの相続税対策となり得ます。
ただし、相続税に関する知識が全くない人が遺言書を適当に作成すると、思わぬ問題が発生する可能性があります。たとえば、現金をあまり所有していない子供に土地を与えてしまった結果、早急に多額の現金を用意する必要が生じ、結局土地を手放す羽目になりかねません。必ず相続税を専門とする税理士などの専門家に相談しましょう。

相続税対策の専門家を見つけましょう

相続税対策に必要なもうひとつの事柄は、専門家選びです。相続税対策を素人が行うことは事実上不可能と言っても過言ではありません。税務署とのやり取りひとつとっても、素人では対処しきれない問題が沢山あります。
基本的に相続税対策を依頼できる専門家は税理士となりますが、税理士も専門分野を持っていることを知っておきましょう。たとえば地元の会社や個人事業主の確定申告を主な業務としている税理士に相続税対策をお願いすることは、内科医に外科手術をお願いするようなものです。
相続税対策を専門とする税理士を選ぶ際は、実績を見ることが一番。年間に100以上の相続税申告業務実績がある事務所であれば、まず安心できます。遺言書を作り、正しく専門家を選定すれば対策の9割は成功したようなものです。ただし浮かせられる相続税よりも依頼費用が高くなるようでは本末転倒ですから、その点にだけは注意しましょう。

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